コンビニ店員になるメリット、デメリット

コンビニで実際に働いている私が思う、コンビニで働くメリットとデメリットを書いていこうと思います。

実際に働いたことのある人にとっては、懐かしいと思うかも知れません(笑)

反対に、コンビニで働こうか悩んでいる人の参考になれば良いなと思います。

メリット1:お得な情報が一般のお客さんよりも早くに知れる

よくコンビニでは色々な種類のキャンペーンをやっています。

そのキャンペーンの情報は、お客さんには基本的にキャンペーンがスタートしてから告知されます。

コンビニのスタッフは、キャンペーンのポスターなどの販促物を準備する際に、掲示する時間前に内容を確認したりするので事前に知っていることがあります。

もちろん、家族や知人に告知内容を教えることは違反行為なのでできません。

つまりコンビニで働いている人のみ、早くに情報が手に入ります。

では、具体的なメリットを述べてみます。

割引のキャンペーン商品をキャンペーン前に買わないといった選択をすることができる。

新商品のキャンペーンに伴って、新商品がどんなものなのかある程度知ることができる。

商品の納品時間をある程度想定できるので、何時にいくつの商品が納品されるのか、なんとなくわかる。

この上記に記載した内容が、メリット1の具体例になります。

コンビニは毎週様々なキャンペーンが始まりますから、情報を知っているだけで得した気分になりますよね?

ただ先ほども記載したように、他の人に情報を教えるのは違反行為ですので、絶対にしないでください!

メリット2:コミュニケーション能力の向上

メリット2の具体的な例も書いてみます。

常連さんとの会話で他人との会話のハードルが下がる。

知らない人との会話への抵抗が減っていく。

納品のドライバーさんとの会話で他店の商品の仕入れ情報などを聴ける。

1つずつ説明して行きます。

まず、コンビニには結構常連さんがいます(笑)

その常連さんたちは、結構話しかけてくれる人が多いです。

その常連さんとの会話でコミュニケーション能力が向上しやすく、そもそもの会話のハードルも下がって行きます。

2つ目の具体例は、そのままです(笑)

常連さんも結構いますが、全く知らない人の方が圧倒的に多いです。

初見のお客さんとレジ接客などで会話をすることで、知らない人との会話のハードルも下がって行きます。

常連さんとは違い、人柄もわからない人に話しかけるのは最初はものすごく怖いことです。

ですが、コンビニで働くとそんなことを気にする暇はなく、次々とお客さんがやって来ます(笑)

そんな環境での仕事なので、半ば強引に会話はできるようになって行きます。スパルタです(笑)

三つ目の具体例は、完全にコンビニスタッフだからこその例になります。

店が発注した商品を納品してくれるドライバーさんは、他のお店の納品も行っているので、他のお店がどれくらいの商品を発注したのかや、周辺の道路情報などを話したりすることがあります。

ドライバーさんと話して、他のお店の発注量で需要のある商品がわかったり、道路状況などでカウンターフーズの追加量を変えたりするといった、ドライバーさんはそんな情報を教えてくれる存在でもあります。

他店のスタッフがどう考えて商品を発注したのか、考えると結構面白いです(笑)

自分の店舗にその発注は絶対にできないなと思ったりします。

話はそれましたが、納品ドライバーさんスタッフから話しかけると気さくに話してくれる人も多いので、常連さん並みに会話がしやすい存在に感じます。

たまに他店のオーナーから言われた言葉なんかを愚痴っていくドライバーさんもいらっしゃいますね(笑)

メリット3:アルバイトだと時間の相談がしやすい

コンビニでアルバイトとして働くと、必ずシフトの相談を経験します。

コンビニは24時間営業が基本なので、何曜日の何時から働くのか、希望のシフトを提出することがある店舗もあります。

また、曜日や時間は基本的に固定で何か予定が入った時に他の人にシフトを代わってもらうことができたりと、結構融通を聞かせてくれる店舗が多いです。

また、複数の店舗を経営しているオーナー店の場合は、応募した店舗ではなく同じオーナーの通いやすい店舗に移動させてくれたりするオーナーもいます。

それくらいシフトなども相談しやすいことが多いです。

また、深夜や早朝など、24時間営業の店舗だからこその時間にも働くことができるのが、コンビニの魅力の1つかも知れませんね。

社会人の場合、ダブルワークとしてコンビニで働こうと思っている方も、いらっしゃいます。

ダブルワークを希望する人は、本業に影響が出ない時間や曜日に働きたい人が多いため、24時間営業のコンビニだからこそシフトを組みやすいといった利点が魅力になっているみたいです。

ではここからは、コンビニで働くデメリットを書いていこうと思います。

デメリット1:誰でも来店してくる

コンビニは24時間、どこの誰でも入店することができます。

だからこそのデメリットとも言えます。

老若男女、会社の偉い人だろうが無職だろうが、犯罪者だろうが逃亡犯だろうが誰でも入店できてしまうのがコンビニです。

そんな来店客を決まったマニュアルに沿ってとはいえ、1人1人対応しなければいけません。

同じ対応をしても、反応は十人十色。うまくいかないこともあります。

店員が困るお客さんの例をあげてみましょう。

店員の問いかけに全く反応してくれない人

自分の用件だけを立て続けに言うだけで聞き取る側のことを考えてくれない人

急に怒鳴る人

お金を投げる人

年齢確認の画面にキレる人

他店(別のコンビニチェーン)の商品を要求してくる人

私がパッと思いついただけでこんなに例が出ました(笑)

それくらい残念なことに、この例に挙げた人たちは珍しくありません。

毎日こんなお客さんが何人もやってきますから、スタッフは精神的に疲労します。

デメリット2:トイレ掃除が苦痛

コンビニには大抵トイレがありますが、そのトイレを掃除するのはもちろんコンビニで働く店員です。

通常の業務の合間にトイレ掃除をしますが、コンビニのトイレを綺麗に使ってくれるお客さんは少ないのが現状です。

とんでも無いことになっていることが殆どで、しかもトイレ掃除をしている最中にも利用者はやってきます。

そして掃除している最中にやってくる利用者は、大体文句を言って行きます。

「まだ終わりませんか?」「使いたいんですけど?」これらの言葉を何度言われたことか(笑)

きれいに掃除をしているだけで、文句を言われる筋合いはありません!

他にも、ブツの付着したズボンやパンツがトイレの裏側に隠されていたり、会計前の商品を持ち込まれてトイレで食い逃げされていたり。

もちろん後片付けはコンビニ店員がやるハメになります。

デメリット3:業務量の多さ

先程のトイレ掃除もそうですが、コンビニ店員は業務がとことん多いです。

アルバイトを始めたばかりの高校生に、レジ以外の仕事をやっている時間の方が多いと言われました(笑)

覚えることも多いのですが、せっかく覚えた業務内容の変更も早いです。

大抵は本部が勝手に変更していくので、現場のスタッフは変更されたマニュアルに従って対応するしかありません。

変更が全て良いとは限りませんし、作業量が単純に増えることになる場合もあります。

カウンターフーズの新商品も、商品によって作り方が違うので気をつけないと販売できないものになってしまいます。

他にも郵便物(店頭受け取り含む)の管理や受け渡し、納品された商品の片付け、店内清掃、カウンターフーズの仕込み。

レジの業務では、支払い用紙の受付、レジ袋やポイントカードの確認、タバコの番号や個数、カウンターフーズを取る、電子マネーのチャージ、歳時ギフトの受付。

上記に挙げた内容がコンビニ店員がやっている業務のごく一部になります。

他にも発注や精算業務などたくさんの仕事を毎日やっています。

これらの業務をこなしつつ、レジもやっていますから、コンビニ店員だけでなく、接客業で働いている人には優しくしてほしいです

まとめ

結果としてはデメリットの方がスラスラ書けてしまいましたが(笑)、社会経験を積みたい学生や、ダブルワークをしたい社会人、時間や曜日に縛られたく無い人たちにとってコンビニは良い職場だと思います。

ただ、コンビニはほとんどがオーナー店のため、オーナーによって店の雰囲気が違うので、コンビニで働きたいと思っても、すぐに応募するのでは無く、店の雰囲気だったりをしっかり確認してから応募した方がいいと思います。

働いている店員さんはどんな人なのか。客層も近所の住人が多いのか、会社員が多いのかによっても扱う商品が違ったり、忙しさに差が出ます。

コンビニで働いてみたいと思った方は、よく考えてから応募してください。

半年くらい働けば、大抵の仕事にもなれていけると思います!

ただ何年も無理をして働くような仕事では無いとも私は思っているので、くれぐれも自分の体を第一に考えてくださいね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA